22歳一般男性の書き置き

どこにでもいる一般人です。読んだ本の感想書いたり色々日記みたいに書いていきたいなーと思います。

オススメの小説その6「蜜蜂と遠雷」

こんにちは!今日も就活講座の時間まで暇なので図書室でひっそり本を読んでいます、文系大学生です📖

 

今日オススメするのは恩田陸先生「蜜蜂と遠雷」です!

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まず単刀直入に大雑把な感想を言わせていただきますとほんっっっっっっとうに面白かったです!

これは是非とも読書が好きな方なら皆さんに読んで感じて欲しいな〜と思いました

 

 

 

[少しだけ内容紹介]

3年毎に開催される芳ケ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし、自宅にピアノを持たない少年、風間塵16歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューをしながらも13歳の時の母の突然の死をきっかけに長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大写真だが今は楽器店勤務のサラリーマンで妻子もおり、コンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院マサル・C・レヴィ・アナトール19歳。彼らをはじめとした数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第一次から第三時予選、そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

 

 

といった内容となっております。主軸となる4人はいずれも才能のあるピアニスト。

ピアノコンクールという特殊な場で出会い、互いの才能に刺激を受け高め合っていき進化していきます。

 

予選から本戦までまるでコンクール会場で終始観客の1人でいられるような、そのくらい文章に熱量があり、文字という媒体を通して音楽を聴くという素敵な経験ができました。今まであまり興味はなかったのですが実際に聴きに行ってもみたいですね笑

 

この物語に出てくる登場人物はみんなみんなとても素敵で魅力的なのですが私的には特に高島明石さんと風間塵くんが好きでした。

 

高島さんはある程度の才能はありますがこの中では完全に「凡人」。ですが働きながらもそんなの関係ない「生活者の音楽」があってもいいじゃないかと頑張る方で、共感できる部分が多かったです。

対照的に風間塵くんは超天才。その圧倒的才能というものが本を通して伝わり「すげぇ…、めっちゃカッコいい…」ってなってました。まじでカッコいいです。

 

そして、この本が教えてくれた大切なことは「世界は音楽に満ちている」ということです。

どういうことかはぜひ読んでみてください😊

 

あと映画化もするそうですよ!自分はもう今から上映が非常に待ち遠しいです!楽しみ〜

 

最後に非常に稚拙な文と壊滅級の語彙力でしたがここまで読んでくださりありがとうございました!これを読んでぜひ本を手にとっていただければ幸いです!それでは〜👋

 

 

初めて好きな曲をオススメしてみたり

こんにちは!最近課題やら就活の勉強やらに追われてます文系大学生です☺️

 

いつもは本をオススメしてるのですが今日は珍しく好きな曲をオススメします

(本は今、「蜜蜂と遠雷」を読んでいるのですがなかなか時間がかかってますが読了したらちゃんとオススメさせていただきます🙆‍♀️とても面白いですよ)

 

で!最近どハマりしてる曲がヨルシカさんの「ただ君に晴れ」です!

 

素敵な歌声に加えてほんとに歌詞が最高です👍

中でも好きなのが「追いつけないまま大人になって、君のポケットに夜が咲く」

 

この歌詞考えた人天才か…って感じですね笑笑

透き通ったような清涼感のある曲が好きな人はみんな好きになるんじゃないかな〜と思います

 

是非とも聴いてみてくださいね😉

URLは下に貼っておきます👇

 

https://youtu.be/-VKIqrvVOpo

 

 

 

 

オススメの小説その5「四月になれば彼女は」

またまた素敵な本に出会えてしまいましたので紹介していきます!😆

今回紹介するのは川村元気先生の作品「四月になれば彼女は」

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内容を軽くみて面白そうだから読む、表紙に惹かれて読む、どちらのパターンの人もいると思いますがこの作品は完全に表紙の綺麗さとタイトルに惹かれて読みました。

表紙は絶景でもお馴染みのウユニ塩湖ですね。余裕があれば僕もいつか行ってみたいな〜なんて思ったりしてます。🛥

 

あらすじ

4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。その時僕は結婚を決めていた。愛してるのかわからない人と…。

天空の鏡、ウユニ塩湖で書かれたそれには、恋の端々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。

ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。

時を同じくして、1年後に結婚を控えている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化が訪れる。

愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛もやがて過ぎ去っていってしまうのか…。

失った恋に翻弄される12ヶ月が始まる

 

以上がこの作品のあらすじとなっています。

最初に抱いた本全体の印象ですが、とにかく綺麗でした。言葉も本の中に綴られた情景もほんとに全部綺麗。最初から最後までそれは変わることはありません。

 

あと、素敵な言葉がたくさんあります。僕の中でもお気に入りは(少しネタバレ要素ありますが)「過去でも未来でもない。いま彼女に向けて走っていた」なとなど、いたるところに素敵な言葉が散りばめられています

 

この本の主題である「愛するとは、愛されるとは」。模範解答なんてものはどこにもなく自分で探していくものなんだと思いました。

 

この物語の全てを理解するには僕はまだ少し若すぎますね笑笑。もう少し人生経験が必要だと思いました。

 

まだ読んでない人には是非とも読んでいただきたいです。心をエグる様に残酷ながらもひたすら綺麗な世界、最高の読後感を読んで味わってみてください。

 

 

 

オススメの小説その4「コーヒーが冷めないうちに」

前回の投稿からかなり間が空いてしまいました、すみません🙇

今回は川口俊和先生「コーヒーが冷めないうちに」を読み終えたので書いていきます。今現在映画化もしていますね📹

個人的には映画見てないですけど本の方がいいかなーと思いました!

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とある街の、とある喫茶店のとある座席には不思議な都市伝説があった。

その席に座ると、その席に座っている間だけ望んだ通りの時間に移動ができるという

 

ただし、そこにはめんどくさい、非常にめんどくさいルールがあった

1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない者には会うことができない

2.過去に戻ってもどんな努力を、現実は変わらない

3.過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ

4.過去に戻っても席を立って移動することはできない

5.過去に戻れるのは、コーヒーカップを注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ

 

 

以上がこの喫茶店の過去に戻るためのルールです。本書を読んでいるとまだ少しルールがあったりします笑

 

こんなめんどうなルールがたくさんあるにもかかわらず過去に戻りたいと願う4つのお話です

 

 

1話「恋人」結婚を考えていた彼氏と別れた女性の話

2話「夫婦」記憶が消えていく男と看護師の話

3話「姉妹」家出した姉とよく食べる妹の話

4話「親子」この喫茶店で働く妊婦の話

 

どのお話もたしかに過去は変わりませんでした。辛い現実に直面もしています。でも現実は変わらなくとも「何か」を変えていきました。

 

その何かとは何でしょうか?気になる人は是非とも読んでみて下さい!👍

どのお話も心が温かくなる素敵なお話でした

 

皆さんはめんどくさいルールはたくさんありますが過去に戻りたいでしょうか?

僕はまだ人生経験浅いので今のところはないですかね🤔

いつか戻りたいと願えるほど素敵な何かがあればいいな〜と思います

 

それでは短いですがこの辺で

コーヒーが冷めないうちに☕️

 

 

オススメの小説紹介その3「よるのばけもの」

こんにちは!今回は住野よる先生の「よるのばけもの」を紹介していきたいと思います🙋‍♂️

 

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「君の膵臓を食べたい」、「また同じ夢を見ていた」に続く3作品目で完全に住野よる先生の世界観が大好きマンになってしまいました笑笑

 

突然ですがここから真面目な話に入っていきたいと思います。

今回のこの「よるのばけもの」を見て真っ先に思ったこととしては、今先生をやっている人、これから先生になろうとしてる人、将来先生になりたいと思っている人是非ともと言うよりかは必ずというレベルで読んでいただきたいです

 

この物語、簡単に説明すると昼のパートと夜のパートに分かれているのですが昼のパートのほとんどの内容が「いじめ」です。かなりリアルに描かれているなと思いました。中高生にありがちないじめというのはこの作品に描かれているようにかなり陰湿で彼らもバカではないので基本的に表沙汰になるようなことはしません。

 

どの学校のどのクラスにもこのようなことが絶対あるなんてことはありませんが、1つの学校に1個くらいは往々にしてあります。その大概を教師たちが気づくことができないのも現実としてあります。

そういうことを踏まえてこの作品は特に先生を目指す人たちに読んでいただきたいと思いました!

 

物語の中身はある出来事をキッカケにいじめの的となってしまった女の子。彼女はどんなに嫌なことをされてもにんまりと笑うだけ。人に危害を加えてしまった時もなぜかにんまり…

 

なぜ彼女はそんな標的になるようなことばかりするのか。その全ては後半に詰まっています

そして主人公はなぜばけものになってしまったのか。色々考えつつ是非手にとって読んでみてください。

 

 

 

 

オススメのアニメ紹介その1

今回はオススメのアニメについて紹介していきたいと思います!今回紹介するのは「宇宙よりも遠い場所」通称「よりもい」です!

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主役となるのは上の画像の4人です!

新しいことに挑戦したいけど幼少時代より新しいことに挑戦して失敗するのを恐れるようになってしまったキマリ

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南極で行方不明になったお母さんを探すために南極へ行きたいという強い想いを持っている報瀬

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過去の事情によって高校へは行かなくなりコンビニでバイトをしていた頃、報瀬とキマリが南極へ行くという話を聞き「大学進学前に何かを成し遂げたい」という興味からグループに加わった日向

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3歳の頃から子役としてデビューし高校生となってもCDを出すなど芸能人として育ち仕事が忙しいため、学校では友達がおらずどうすれば友達が出来るのか悩んでいたところから様々な訳あって(この辺はアニメ見てね😉)キマリ達と共に南極へ行くことになった結月

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いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。 見たことのない風景を、 聞いたことのない音を、 嗅いだことのない香りを、 触れたことのない質感を、 味わったことのない食物を、 そして感じたことのない胸の高鳴りを、 いつの間にか忘れてしまった欠片を、 置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。 そこにたどり着いたとき、 ボクたちは何を思うのだろう。 吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、 荒れる海原を超えた先にある原生地域。 地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。 これは《南極》[宇宙よりも遠い場所]に向かう 4人の女の子たちの旅の物語。 ボクらは彼女たちを通して、 明日を生きるキラメキを思い出す。

 

と公式の説明ではこうなっています

4人の主役は個々人である悩みを持っていますがそれを乗り越える姿がとても感動的でした。「何かを成し遂げたい」という原動力にもなるのでぜひ見てみてください!

 

 

 

オススメの小説紹介その2

オススメの小説について書いていきたいと思います!これは最近読み終わったばかりで、まだ読み終わった余韻が残っています😭

今回オススメするのは本屋大賞も受賞した三浦しをん先生の「舟を編む」です!

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いつも頭はボサボサ、営業部では少しやっかいもの扱いされていたまじめさんが辞書編集部に異動し、辞書編集部の面々と長い時間と情熱を注ぎ込んで「大渡海」という辞書を作るおはなしです。

辞書を作るというのがいかに大変なのかがよくわかると共に常に時代と共に移り変わる「言葉」の重要性がこの作品からはとても良く伝わってきます。

個人的に特に好きなのが左下にいる西岡さん!途中西岡さんにスポットを当てた章があるのですが、何をするにも軽々としている西岡さんが主人公であるまじめに影響を受け、自分も辞書に対して真摯に向き合うところが本当にカッコよかったです!

最後には作中に出てきたまじめさんのラブレターが西岡さんの解説と共に載っているのでそこも見どころの一つとなっています笑

 

想いや気持ちを伝える「言葉」の重要性と、仕事に真摯に取り組む情熱が非常に良く描かれている作品でした!

ぜひ、お手にとって読んでみてください。

それでは👋