オススメの小説その5「四月になれば彼女は」
またまた素敵な本に出会えてしまいましたので紹介していきます!😆
今回紹介するのは川村元気先生の作品「四月になれば彼女は」
内容を軽くみて面白そうだから読む、表紙に惹かれて読む、どちらのパターンの人もいると思いますがこの作品は完全に表紙の綺麗さとタイトルに惹かれて読みました。
表紙は絶景でもお馴染みのウユニ塩湖ですね。余裕があれば僕もいつか行ってみたいな〜なんて思ったりしてます。🛥
あらすじ
4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。その時僕は結婚を決めていた。愛してるのかわからない人と…。
天空の鏡、ウユニ塩湖で書かれたそれには、恋の端々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。
ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。
時を同じくして、1年後に結婚を控えている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化が訪れる。
愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛もやがて過ぎ去っていってしまうのか…。
失った恋に翻弄される12ヶ月が始まる
以上がこの作品のあらすじとなっています。
最初に抱いた本全体の印象ですが、とにかく綺麗でした。言葉も本の中に綴られた情景もほんとに全部綺麗。最初から最後までそれは変わることはありません。
あと、素敵な言葉がたくさんあります。僕の中でもお気に入りは(少しネタバレ要素ありますが)「過去でも未来でもない。いま彼女に向けて走っていた」なとなど、いたるところに素敵な言葉が散りばめられています
この本の主題である「愛するとは、愛されるとは」。模範解答なんてものはどこにもなく自分で探していくものなんだと思いました。
この物語の全てを理解するには僕はまだ少し若すぎますね笑笑。もう少し人生経験が必要だと思いました。
まだ読んでない人には是非とも読んでいただきたいです。心をエグる様に残酷ながらもひたすら綺麗な世界、最高の読後感を読んで味わってみてください。