オススメの小説その4「コーヒーが冷めないうちに」
前回の投稿からかなり間が空いてしまいました、すみません🙇
今回は川口俊和先生「コーヒーが冷めないうちに」を読み終えたので書いていきます。今現在映画化もしていますね📹
個人的には映画見てないですけど本の方がいいかなーと思いました!
とある街の、とある喫茶店のとある座席には不思議な都市伝説があった。
その席に座ると、その席に座っている間だけ望んだ通りの時間に移動ができるという
ただし、そこにはめんどくさい、非常にめんどくさいルールがあった
1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない者には会うことができない
2.過去に戻ってもどんな努力を、現実は変わらない
3.過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ
4.過去に戻っても席を立って移動することはできない
5.過去に戻れるのは、コーヒーカップを注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ
以上がこの喫茶店の過去に戻るためのルールです。本書を読んでいるとまだ少しルールがあったりします笑
こんなめんどうなルールがたくさんあるにもかかわらず過去に戻りたいと願う4つのお話です
1話「恋人」結婚を考えていた彼氏と別れた女性の話
2話「夫婦」記憶が消えていく男と看護師の話
3話「姉妹」家出した姉とよく食べる妹の話
4話「親子」この喫茶店で働く妊婦の話
どのお話もたしかに過去は変わりませんでした。辛い現実に直面もしています。でも現実は変わらなくとも「何か」を変えていきました。
その何かとは何でしょうか?気になる人は是非とも読んでみて下さい!👍
どのお話も心が温かくなる素敵なお話でした
皆さんはめんどくさいルールはたくさんありますが過去に戻りたいでしょうか?
僕はまだ人生経験浅いので今のところはないですかね🤔
いつか戻りたいと願えるほど素敵な何かがあればいいな〜と思います
それでは短いですがこの辺で