オススメの小説紹介その3「よるのばけもの」
こんにちは!今回は住野よる先生の「よるのばけもの」を紹介していきたいと思います🙋♂️
「君の膵臓を食べたい」、「また同じ夢を見ていた」に続く3作品目で完全に住野よる先生の世界観が大好きマンになってしまいました笑笑
突然ですがここから真面目な話に入っていきたいと思います。
今回のこの「よるのばけもの」を見て真っ先に思ったこととしては、今先生をやっている人、これから先生になろうとしてる人、将来先生になりたいと思っている人是非ともと言うよりかは必ずというレベルで読んでいただきたいです
この物語、簡単に説明すると昼のパートと夜のパートに分かれているのですが昼のパートのほとんどの内容が「いじめ」です。かなりリアルに描かれているなと思いました。中高生にありがちないじめというのはこの作品に描かれているようにかなり陰湿で彼らもバカではないので基本的に表沙汰になるようなことはしません。
どの学校のどのクラスにもこのようなことが絶対あるなんてことはありませんが、1つの学校に1個くらいは往々にしてあります。その大概を教師たちが気づくことができないのも現実としてあります。
そういうことを踏まえてこの作品は特に先生を目指す人たちに読んでいただきたいと思いました!
物語の中身はある出来事をキッカケにいじめの的となってしまった女の子。彼女はどんなに嫌なことをされてもにんまりと笑うだけ。人に危害を加えてしまった時もなぜかにんまり…
なぜ彼女はそんな標的になるようなことばかりするのか。その全ては後半に詰まっています
そして主人公はなぜばけものになってしまったのか。色々考えつつ是非手にとって読んでみてください。