22歳一般男性の書き置き

どこにでもいる一般人です。読んだ本の感想書いたり色々日記みたいに書いていきたいなーと思います。

オススメの小説その6「蜜蜂と遠雷」

こんにちは!今日も就活講座の時間まで暇なので図書室でひっそり本を読んでいます、文系大学生です📖

 

今日オススメするのは恩田陸先生「蜜蜂と遠雷」です!

f:id:AB4423:20181113171012j:image

まず単刀直入に大雑把な感想を言わせていただきますとほんっっっっっっとうに面白かったです!

これは是非とも読書が好きな方なら皆さんに読んで感じて欲しいな〜と思いました

 

 

 

[少しだけ内容紹介]

3年毎に開催される芳ケ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし、自宅にピアノを持たない少年、風間塵16歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューをしながらも13歳の時の母の突然の死をきっかけに長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大写真だが今は楽器店勤務のサラリーマンで妻子もおり、コンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院マサル・C・レヴィ・アナトール19歳。彼らをはじめとした数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第一次から第三時予選、そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

 

 

といった内容となっております。主軸となる4人はいずれも才能のあるピアニスト。

ピアノコンクールという特殊な場で出会い、互いの才能に刺激を受け高め合っていき進化していきます。

 

予選から本戦までまるでコンクール会場で終始観客の1人でいられるような、そのくらい文章に熱量があり、文字という媒体を通して音楽を聴くという素敵な経験ができました。今まであまり興味はなかったのですが実際に聴きに行ってもみたいですね笑

 

この物語に出てくる登場人物はみんなみんなとても素敵で魅力的なのですが私的には特に高島明石さんと風間塵くんが好きでした。

 

高島さんはある程度の才能はありますがこの中では完全に「凡人」。ですが働きながらもそんなの関係ない「生活者の音楽」があってもいいじゃないかと頑張る方で、共感できる部分が多かったです。

対照的に風間塵くんは超天才。その圧倒的才能というものが本を通して伝わり「すげぇ…、めっちゃカッコいい…」ってなってました。まじでカッコいいです。

 

そして、この本が教えてくれた大切なことは「世界は音楽に満ちている」ということです。

どういうことかはぜひ読んでみてください😊

 

あと映画化もするそうですよ!自分はもう今から上映が非常に待ち遠しいです!楽しみ〜

 

最後に非常に稚拙な文と壊滅級の語彙力でしたがここまで読んでくださりありがとうございました!これを読んでぜひ本を手にとっていただければ幸いです!それでは〜👋